こんにちは!TRKです!
今回のテーマは「<経営者必見>甲子園出場校から学ぶ会社経営を成功に導くコツ~派閥は作るな~」です。
これはセンバツに出場した私の母校の野球部で、実際に起きたことを元に記載しました。
これを読むことで経営においても、野球チームにおいても「派閥」は作ってはいけないということがわかります。
経営者の方はもちろん、野球チームの監督にも参考になれば嬉しいです。
以下から解説していきます!
①派閥を作るな!
会社経営において躍進の妨げになるもの。
それが「派閥」です。
松下電器産業(現パナソニック)の創業者である故・松下幸之助氏の側近である江口克彦氏の著書
『経営秘伝――ある経営者から聞いた言葉』で松下氏が派閥について以下のように述べています。
「経営がうまくいった理由のひとつは、会社のなかに派閥を作らんかったということやろうな。
とにかく、学閥とか、あるいは、ようあるやろ、社長派とか専務派とか、そういうものも作らんかったし、作らせんかった。そういうものは社内に対立を生み出すばかりではなく、会社全体の力を分散させることになるわね。全員で一丸というところを、派閥があればそれが出来ん。
知恵を集めて仕事を成功させようとしても、派閥があれば、その知恵も十分に集められんということになる。そんなことでは、激しい競争に勝てるわけがないやろ。うちの会社が成功したとすれば、派閥を作らず、みんなで力を合わせたからや。」
組織で成功を収めるためには、派閥は必要ないとはっきり言ってます。
松下先生がいうのであれば、間違いないですね。
次は、私の母校の野球部で実際に起きた出来事です。
②派閥がなくなった野球部
私が野球部に所属していた時、監督派とヘッドコーチ派で派閥ができていました。
監督とヘッドコーチの指導は大変異なっており、選手たちもどうしたらいいのかと悩んでいました。
私も双方から指導を受けていましたが、異なる指導によってバッティングの調子が悪くなってしまったことがありました。
その結果、3年生の最後の大会、甲子園に出場することができず、チームはベスト8止まりになりました。
母校はその時点で甲子園に約10年以上行けず、遠い存在になっていました。
しかし、私たちが引退後状況は変化していきます。
なんとヘッドコーチが異動により他校のコーチに就任したのです。
そこから母校は快進撃を続けました。
地区予選の決勝まで勝ち上がったのです。
さらにその翌年も、翌々年も母校は決勝まで勝ち上がり、ついには甲子園に出場したのです。
自分は後輩に尋ねました。
「どうしてこんなに強くなったの?」
後輩はこう言いました。
「わからないですけど、ヘッドコーチがいなくなって、指導が一貫されたからじゃないですか?」
「指導で悩む必要がなくなりましたからね。」
こうして母校は「派閥」がなくなったことにより、強豪校へと復活していきました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
「派閥」を作ることは百害あって一利なしであることがわかると思います。
もし、現在組織のリーダーをされている方は意識してみるといいかもしれません。
派閥が既にできてしまっていると思う方は、派閥などなくして皆で力を合わせようと
周りに声をかけるのもいいかもしれませんね。
今回はここまで!最後まで読んでいただきありがとうございました。

1995年7月28日生まれ 男 O型 好きな言葉は「常に全力、常に本気」
高校時代のあだ名は「タラコ」
小学校から高校まで野球に携わり、大学から現在までストリートダンスに携わる。
野球関連だけでなく、ダンス、音楽、趣味である小動物に関する情報を公開していく予定。